大学入試共通テストに民間試験の活用が延期、断念されたにも関わらず、大学の入試には更に民間試験が活用されています。
この背景には、共通テストという大規模な全国的入試として民間試験を使うことは物理的に、経済的に難しかったにしても、コロナ禍も含め更に英語力が国の将来にとって大切なスキルとなる時代に、大学は共通テストでは評価できないスピーキングの能力を考査できる試験は唯一の民間の語学試験しかなく、外せないと思ったからではないでしょうか。
今のようにオンライン化が進めば進むほど、求められる英語力は更にバランスの取れたスキルが必要となります。オンライン会議では資料提出によるReading & Writing 力、プレゼンやディスカッションにおけるListening & Speaking 力が求められます。これまでのグローバル社会では出張に出かける一部のエリート国際部の方が行ってきた業務も、オンライン化が進めば更にボーダーレスとなり、全ての従業員が英語で仕事に参加する機会が増えてきます。そうした未来を予測している大学は4技能のバランスの取れた民間語学試験をこれからも入学試験で使用することは間違いないと思います。
参考記事
https://toyokeizai.net/articles/-/451256
https://toyokeizai.net/articles/-/451256
コメントを残す