小中高の生徒さんたちは現在長いお休みに入っていると思います。大変ですがこんな時こそ状況を逆手に取りましょう。”Use the situation to your advantage.”
学校からの課題もある学校もあると聞いていますがこの長い休みこそ単語を覚える機会に使ってみてはどうでしょう。これは中学3年生や高校3年生の卒業生にも特に勧めたいことです。実は受験で覚えた単語も受験後にはほとんどの人が忘れてしまいます。せっかく覚えた単語を次のステージで使えれば波及効果つまりwash-backが生まれます。
例えば高校受験で覚えた単語は英検の3級や準2級に出る単語です。これを維持して更に覚えれれば高校入学時に準2級や2級に合格できるでしょう。同じことが高校3年生にも言えます。センターの単語でも英検準2級以上の語彙です。更に覚える、または私立大学の英語試験に単語を覚えた人であれば大学入学後すぐに英検準1級を受験しても合格できるでしょう。最近では高校の間に英検準1級レベルの英語に達する生徒さんも増えていますので大学の授業の英語も更に難しくなっています。春休みに油断していると準1級レベルの英語力もすぐに低下します。単語を沢山覚えた人は単語力の保持を。単語をもう少し増やしたい人は是非この1カ月英単語をがむしゃらに覚えて下さい。
昨日、実はそんな高校生から覚え方について質問がありました。英単語を覚える際は、やはり発音して覚えることです。単語は基本的には音で覚えていきます。CDや発音記号で正しい発音で何度も単語を言って、意味も言ってみましょう。早い人は口頭で3回ぐらい言えば覚えれます。目標は一日18~26個です。あまり沢山過ぎても継続ができません。また少ないとせっかくの暗記期間も無駄になります。1か月で500語前後を目標にしてみてください。きっと4月からの英語の授業が楽しくなりますよ。
口を使って覚えると言いましたが実は口だけでなく、他の身体の部分を使うともっと覚え易くなると言う専門家もいます。例えば座って覚えるのではなく、立って歩く、または足踏みをしながら覚える。手や腕で単語のイメージのジェスチャーを作りながら覚える。このようなphysicalな動作はmnemonic (発音:ニーモニック)と言って記憶を助ける機能を持つと言われています。長い休みで家の中にいると運動不足にもなりますから身体も動かしながら単語を覚えて見て下さい。”Hit two birds with one stone.” 「一石二鳥」で頭も体もimprove!
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